Curriculum

カリキュラム

新体操特別講習会

新体操特別講習会

怪我をしない!パフォーマンスを高める!
知っておきたい身体の知識とトレーニング&レッスン

新体操選手は、怪我をせずに、常に質の高い練習を行うだけでなく、大会では最高のパフォーマンスを行うことが求められています。本講習会は、「安全性とパフォーマンスの向上を両立したい!」と願うコーチや選手を対象として、最新の新体操選手育成法をご紹介します。

※講習会ごとに開講する科目が異なります。

新体操のためのダンス解剖学

講座1【バランスのダンス解剖学】
脊柱は、しなやかな動きやテクニックの源です。新体操で求められる開脚度や複雑なテクニック、そしてバランスのために、脊柱の解剖学的知識や引き上げ姿勢を作る実践トレーニングを行います。

講座2【ターンアウトのダンス解剖学】
股関節、膝、足部は、新体操選手にとって傷害を起こしやすい部位です。ターンアウトの仕組みから、下肢のダイナミックな動きを生み出すトレーニングまで、解剖学をふまえた実践トレーニングを行います。

発育発達

前半では、「身体の発育発達」を取り上げます。骨格や筋、脳・神経からみた発育のパターンから年齢に応じた指導方針をはじめ、子どもの動作習得について学び、安全かつ適切な指導を考えます。

後半では、「心の発育発達」を取り上げます。
心の発達を段階的に学び、年齢に応じた指導や留意点について考えます。

コンディショニング

講座1【新体操の柔軟性トレーニング&質疑応答】
新体操選手に求められる関節可動域。選手の身体を的確に評価し、段階的に柔軟性を高めるトレーニング法をご紹介します。

講座2【新体操トレーニング前後のケア&質疑応答】
傷害予防や、パフォーマンスの向上を目的として、練習前や練習後に行うべきコンディショニングメニューをご紹介します。

新体操のためのバレエ/コンテンポラリーダンスレッスン

年齢と段階に合わせたダンスの基礎としてクラシックバレエ/コンテンポラリーダンスを取り上げ、あらゆる表現に対応できる選手育成レッスンをご紹介します。レッスンの最後には、質疑応答を行います。

バレエレッスンでは、基本的な姿勢、手脚の動かし方、空間認識、ピボット、ジャンプの基礎から応用まで丁寧に訓練し、新体操に求められている動きの軽やかさ、正確性、再現性を高めます。

コンテンポラリーダンスレッスンでは、蛇動(ウェーブ・全体動作)、抵抗(レジストレーション)、アイソレーション(部位動作)など様々な動きを丁寧に訓練するほか、多彩なピボットターン、多彩なジャンプ、ラテン・スパニッシュ・ジャズ・民族舞踊などのステップに挑戦し、表現の幅を広げます。